2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧

巡り

秋に物を処分した際、そのいくつかを庭先に出した。ガレージセールだ。正確には、好きに持ってかえってもらった。新品同様だが使わないもの。好きで選んだが、色あせて見えるもの。ほとんどは残ったが、次に見た時そのいくつかがなくなっているのは嬉しかっ…

春に投げたブーメラン、冬返る。

人生うまくいっている時、笑顔や感謝を口にするのはたやすい。それは温かな春風に吹かれ、「気持ちいい」と言うようなものかもしれない。それは誰にでもやってくるサイクルで、誰にでもできることなのだ。わたしはしばしば、人生のこういう時期を勘違いして…

悲しい褒め言葉

最近いとこのおばちゃんに、「のんびりだと思っていたのに凄い!」と褒められた。嬉しくなかった。わたしはのんびりな自分が嫌だった。のんびりと思われたくなくて、多分、あらゆる努力をしてきた。その成果が認められた。なのに嬉しくなかった。わたしは深…

無自覚と無知

カスタードクリームが、安く簡単に作れることを知った時、世の中を恨みたくなった。かつては、甘いクリームが食べたくなると、夜中でも徘徊した。コンビニをはしごした。今までなんたってそんなこと、誰も教えてくれなかったんだろう。カスタードクリームと…

ちっぽけな劣等感

近くのコンビニに行かなかったのは、知り合いに会いたくないからだ。どうしてだろう?同級生のことや、近況を話し合うのが嫌だった。お互いそれほど興味はない。共通の話題がそれくらいしかない。もっぱら会うのは、昔から知ってるおばちゃんや、知り合いの…

標準から外れた、愛すべき自分。

「匂いがないこと」が普通とされている。本当にそうなのだろうか。「いろんな体質の人がいること」が普通ではないのかな、と思うんです。もちろん、それは自分が体臭持ちだから、自分を肯定しているだけと思われていいんです。悩みというのは、多くの場合「…

今日はまぁ、選挙に行く。

今日の選挙で、「最高裁判所裁判官国民審査」なるものが、ひっそり同時に行われる。調べてみたらかなりいわくつき。投票用紙に裁判官の名前が書いてあって、辞めさせたい人にバツをつける。罷免させるには、国民からのかなりのバツが必要なようだ。判断材料…

船を漕ぐ

「環境破壊をやめよう」と言うより、自分が環境にいい生活をする方がずっとパワーあることだと思う。前進させることだと思う。自分が興味を持ったことを、できる範囲で、楽しんで取り組めばいい。遠くの海にゴミ拾いにいかなくても、日常生活でできることは…